【マイルCS】レシステンシア 復活Vへ加速!伸び伸び1F12秒0「楽しみな状態」

[ 2020年11月19日 05:30 ]

<マイルCS>北村友騎手を背に坂路で追い切るレシステンシア(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 復活の舞台はここだ。昨年の2歳女王レシステンシアが絶好の動きを披露した。チューリップ賞(3着)以来のコンビとなる北村友を背に坂路単走。序盤は人馬が呼吸を合わせ、スピードをコントロールしながら終盤へ。ラストはシュッと伸び、4F52秒0~1F12秒0をマークした。北村友は「スピード感があって、こちらが思っている以上にいつも時計が出る。いい馬です」と第一声。期待を膨らませた。

 前走・NHKマイルC2着後、左前球節の剥離骨折が判明。ノーザンファーム早来で手術を受け、先月中旬に栗東に帰厩。その後は順調だ。松下師は「思い通りに調整できている。楽しみな状態で送り出せる」と力を込めた。

 先週のデイリー杯2歳Sはレッドベルオーブが2歳レコードV。芝はとにかく時計が出る。阪神マイルは昨年、阪神JFをレコードで制した舞台。高速決着は大歓迎だ。「成長した姿を見せてくれると思う」と松下師は期待十分。北村友も「繊細な面があるので馬のリズムで走らせた方がいいタイプ。僕は無駄なことをせずに乗りたい。どれだけやれるか楽しみ」。持ち味のスピードをフルに生かせば、3歳牝馬の戴冠が見えてくる。

続きを表示

2020年11月19日のニュース