【マイルCS】スカーレットカラー 匂い立つ勝負気配 馬なり1F12秒1

[ 2020年11月19日 05:30 ]

<マイルCS>CWコース併せ馬で追い切られるスカーレットカラー(右)
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 【G1ドキュメント・栗東=18日】オサムは悩む。彼女のことを追い続けるべきか、否か。天皇賞・秋で本命に推したスカーレットカラー。いや、天皇賞だけじゃない。春のヴィクトリアマイル、さらには昨年暮れの有馬記念でも、むちゃを承知で本命にした。簡単に“捨てる”ことなどできない。

 最終追いを見て、ますます彼女のことが頭から離れなくなった。先行した僚馬アンクルテイオウ(4歳1勝クラス)を目標に、あえてかわさないままゴール。意識的に仕掛けることはなかったが馬なりで6F81秒6~1F12秒1。全体的にしっかり負荷をかけた。さじ加減が絶妙。勝負気配が匂い立つ。

 馬体の良さも際立つ。天皇賞という一流舞台を経験したことで、より風格を増した。9着だったとはいえ、得たものは大きい。喜多助手が振り返る。「脚は使っていたんです。G2やG3なら距離はギリギリごまかせるが、さすがにG1ではそうはいかなかった。今回はこの馬の良さを出せる距離ですから」

 マイルCSも天皇賞に見劣らない強豪ぞろいだが、阪神マイルという条件は非常にいい。4月の阪神牝馬S。出遅れ気味のスタートから4コーナーでは15番手。そこから外を回さず、馬群に突っ込む道を選んだ。追えたのは最後の150メートルだけ。それで勝ち馬に0秒2差の2着に迫った。破壊力なら上位人気馬にも見劣らない。展開、枠順を熟考して最終的に印を打つが…後悔だけはしたくない。

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