【秋華賞】“新星”ムジカ 京都内回り合う「いい脚を使うが切れるのは一瞬」

[ 2020年10月14日 05:30 ]

<秋華賞>坂路を上がり終えたムジカ(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 ムジカ、マジか!?と叫んだローズS。14番人気で2着に食い込んだこの馬の末脚に驚かされた。“新星”と呼ぶには異色。何しろ、初勝利を挙げるまでに8戦を要している。いわば、くすぶった火種がガソリンをかけられたように再燃。目を奪う輝きを放ったわけだ。鈴木孝師は「前走はジョッキー(秋山真)がうまく乗ってくれた。いい脚を使うが切れるのは一瞬。それを考えれば内回りコースの方がいい」と舞台替わりを歓迎する。馬名はイタリア語で音楽(Musica)。なるほどテンポのいいリズムとフットワーク。大舞台を盛り上げるラテンの血が騒ぎ始めた。 秋華賞

続きを表示

2020年10月14日のニュース