JRA、来週から観客入場再開 224日ぶり競馬場に歓声が戻ってくる

[ 2020年10月1日 05:30 ]

昨年の天皇賞・秋ほどの“乱”ではないが…競馬場に観客が戻ってくる
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 JRAは30日、10月10日から開催が始まる東京、京都、新潟競馬で限定的に観客入場を再開すると発表した。事前にネットで開催競馬場の指定席券を購入したファンのみ入場可能で、1日あたりの発売席数は東京1047席、京都778席、新潟621席。10、11日の指定席抽選申し込みはJRA公式サイトの「指定席ネット予約」で1日午後0時30分から受け付ける(4日午後6時まで)。入場には検温、マスク着用、本人確認が必要となる。詳細は公式サイトを確認のこと。

 中央競馬では新型コロナウイルス感染症対策のため、2月29日から無観客競馬を実施していたが、224日ぶりに競馬場にファンの姿が帰ってくる。無敗3冠の偉業が懸かるデアリングタクトの秋華賞(18日、京都)、コントレイルの菊花賞(25日、京都)、さらにはアーモンドアイが史上初の芝G18勝目を目指す天皇賞・秋(11月1日、東京)を生で観戦するチャンスが生まれた。日本騎手クラブ副会長で、コントレイルに騎乗する福永は「何よりです。こうやって少しずつやっていくしかない。コントレイルも見てもらえるし、デアリングタクトも3冠が懸かっているから。京都も(改築前で)最後ですから。やっぱり観客のいないレースは寂しい。達成感が全然違います。大きなパズルのピースが欠けている感じだったので」と一報を喜んだ。

 ▼国枝師 アーモンドアイの天皇賞や3冠(が懸かった)レースもあるし、お客さんに見に来てもらえるのはいいこと。ファンあっての競馬ですから。ただ、無観客開催で競走馬のトラブルが減ったのは事実で、馬にとっていい環境だったことは間違いない。これを機に良かった部分を検証して継続していければ、競馬の品質向上につながる。

 ▼矢作師 人数が制限されるとはいえ、競馬場でレースを見ていただけるのは励みになる。菊花賞でいいレースができるように頑張ります。

 ▼杉山晴師 デアリングタクトは自分の中にため込む方なので無観客でも有観客でも、そんなに変わらないと思います。ファンの皆さんにいいレースを見ていただけたらと思っています。

 【無観客競馬の経過】
 ▼2月29日 2回中山、1回阪神、1回中京の1日目から無観客開催になる。馬券発売は電話・インターネット投票のみに。
 ▼5月31日 無観客で「第87回ダービー」が開催される。
 ▼7月11日 ウインズ釧路、津軽など数カ所で、メインレースと前日発売に限って馬券発売を再開。
 ▼7月30日 JRAが新潟競馬場への、指定席ネット予約のみの入場再開を発表。
 ▼8月8日 新潟競馬場へのファン入場再開の取りやめを発表。
 ▼9月12日 東京競馬場、ウインズ後楽園などで、メインレースと前日発売に限って馬券発売を再開。
 ▼9月26日 同所の場外発売所での馬券発売を、9~12Rと前日発売に拡大。

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