【大井・ゴールドジュニア】アランバローズ 無傷3連勝で重賞初V!左海「先が楽しみ」

[ 2020年9月22日 05:30 ]

<大井・ゴールドジュニア>逃げ切りでレースを制したアランバローズ
Photo By スポニチ

 今年から新設された2歳重賞「第1回ゴールドジュニア」(S3)が21日、大井競馬場で行われた。2番人気のアランバローズが逃げ切り優勝、デビューから無傷の3連勝で重賞初制覇した。同馬には「第53回ハイセイコー記念」(S1、11月17日、大井)への優先出走権が与えられた。

 俺の影は踏ませない。2番枠を生かした好スタートから一気にハナを奪うと3コーナーでは後続を5馬身も引き離しての逃げ。直線追いだされてからもその勢いは衰えず2馬身半振り切ってVゴールを駆け抜けた。勝ち時計も1分27秒0という超優秀なもの。

 習志野きらっとスプリント(ノブワイルド)に続く今年重賞2勝目となった左海は「初物づくしの条件を全て克服してくれた。折り合いだけ気をつけたがうまくいったし、まだ伸びしろもある。先が楽しみ」と将来性に太鼓判を押していた。今後は未定だが、今年のダービー厩舎からまた楽しみな一頭が現れた。

 ◆アランバローズ 父ヘニーヒューズ 母カサロサーダ(母の父ステイゴールド) 牡2歳 船橋・林正人厩舎 馬主・猪熊広次氏 生産者・北海道新冠町の大狩部牧場 戦績3戦3勝 総獲得賞金1740万円。

続きを表示

2020年9月22日のニュース