【マリーンS】逃げ馬合う函館 リアンの連覇鉄板

[ 2020年7月8日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・函館=7日】小田は函館出張2週目。マリーンSの当週はなぜか函館にいることが多く、レース名を聞くだけで感傷的になる。シンコウスプレンダ、エーシンモアオバーはマリーンSを2度勝った個性派だったなあ。今年のメンバーでは前年優勝馬リアンヴェリテが真っ先にピン。しばらく低迷していたが、1年ぶりに函館に戻った前走・大沼S(2着)で復活のノロシ。大沼S→マリーンSを連勝した昨年の2勝を加え、函館ダートは【4・1・0・0】。

 厩舎に行くと、山本助手が穏やかに応じてくれた。「(前走は)最後差し返しましたからね。函館は走る?滞在競馬が合いますね。それに4コーナーが急なので、コーナーが緩い札幌と比べてもコース形態が逃げ馬に合っている」。今後は重賞のエルムS(8月9日、札幌)も視野に。「今の賞金だと、出走できるか微妙かも。できれば勝って賞金を加算したい」と明確な意図もある。リピーターが強いレース傾向を考えれば、小田には鉄板に思えてきた。

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2020年7月8日のニュース