【七夕賞】剛腕・内田、狙う!10戦連続コンビ、ラヴで2週連続重賞V

[ 2020年7月8日 05:30 ]

ラジオNIKKEI賞でバビットに騎乗して優勝した内田
Photo By 代表撮影

 今週の日曜福島メインはサマー2000シリーズ開幕戦「第56回七夕賞」。みちのく巧者がずらりとそろったハンデ戦で堂々主役を張るのは昨年の福島記念覇者クレッシェンドラヴ(牡6=林)だ。ラジオNIKKEI賞では“代打騎乗”でバビットを勝利に導いた剛腕・内田博幸(49)が、今度は10戦連続で手綱を取る相棒と2週連続重賞Vを狙う。

 今月26日で50歳になる大ベテラン内田が今週も魅せる。JRA重賞52勝を誇る剛腕はこれまで、重賞騎乗機会2連勝を4度記録。12年の菊花賞→スワンS以来となる8年ぶりのV2へ、七夕賞にはクレッシェンドラヴと参戦する。

 17年2月の未勝利戦(1着)で初コンビを組み、今回が13度目の騎乗。管理する林師は「以前は後方から一辺倒の馬だったが、内田さんが馬にレースを教えてくれて幅が広い競走馬になった」と述懐する。若駒時代は臆病な性格が災いし、実戦で結果を出せなかった。未勝利脱出に5戦を要するなど出世は遅れたが、内田は「この馬は重賞を勝てる器」と調教、レースで何度もまたがって地道に競馬を教え込んできた。「勝ったり負けたりの中でどんどん成長してきた。今ならいろいろな競馬ができる」。道中の折り合い、馬群での我慢。一つ一つ、課題を克服してきた相棒への信頼を口にする。

 右臀部(でんぶ)の筋肉痛で日経賞を自重し、今回がおよそ半年ぶりの実戦。1週前追い切り(Wコースで5F63秒5~1F12秒9)に騎乗した鞍上は「いい雰囲気になってきた。休み明けだけど、追うごとに動きが良くなっているから心配していない」と好感触。指揮官も「いつも通りの調整過程を消化できている。至って順調で状態面には何の不安もない。(トップハンデの)57キロは仕方がないし、いい状態を生かして強い相手にぶつかるだけ」と好調ぶりを強調した。

 落馬事故で急きょ手綱が回ってきたラジオNIKKEI賞後のヒーローインタビューでは笑顔を見せず、「この馬は団野君が育ててきた。乗れなくて悔しいだろうし、これをバネに頑張ってほしい」と騎乗がならなかった若手を思いやった内田。自ら手塩にかけて育ててきた相棒とのVゴールなら満面のウチパクスマイルがはじけるはずだ。

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