【函館スプリントS】フィアーノ迫力満点!馬なりで11秒4、藤岡康「動きは良かったですよ」

[ 2020年6月18日 05:30 ]

函館芝コースで単走で追い切ったフィアーノロマーノ
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 「第27回函館スプリントS」(21日、函館)に出走するフィアーノロマーノが好調をアピールした。水曜朝の芝コースへ。デビュー前の新馬たちも多く馬場入りする中、前走560キロの巨体が目立つ。小川洋助手は「追い切りをやりながらでもカイバを食べている。これでも帰ってきた時は580キロもあって大分締まってきたんですよ」とトーンは明るい。

 追い切りは昨年マイルCS(13着)以来のコンビ結成となる藤岡康が騎乗。最後まで馬なりでも5F64秒6、ラスト1Fは11秒4の切れ味。迫力満点の最終リハだ。藤岡康は「動きは良かったですよ。(1週前追いの)Wコースと芝で比較はしづらいけど、先週より良くなっている感じがある」と状態アップをアピールした。

 右前肢ハ行で競走除外になった前走・マイラーズCの影響はなし。同助手は「順調に乗り込めている。元々暑さに弱いのですが、函館は涼しいので全くこたえていない」と出来に太鼓判。父はオーストラリアで5~6Fの重賞を6勝(うちG12勝)したファストネットロック。いかにも洋芝の短距離戦で真価を発揮しそうなマッチョマンに注目だ。

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2020年6月18日のニュース