【凱旋門賞】日本馬はディアドラのみ登録 移動制限影響で遠征は見送り

[ 2020年6月18日 05:30 ]

ディアドラ
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 フランスG1凱旋門賞(10月4日、パリロンシャン)の登録が17日(日本時間同日)に締め切られた。日本馬は昨年から英国を拠点にしているディアドラ(牝6=橋田)1頭のみが登録した。フランス競馬は現在、コロナウイルスの感染拡大により、同国外の調教馬が出走できない状況。各国間の人の移動制限も継続中で、今後の状況が不透明なため、今年は日本からの遠征は見送られた形。ただし、9月30日までは12万ユーロ(約1450万円)の登録料で追加登録が可能。

 ディアドラは昨年から英国を拠点に世界を転戦中。コロナウイルスが終息に向かい、欧州内の移動、出走制限が解除されれば、出走できる可能性が高い。同馬は7月5日の英G1エクリプスS(サンダウン)に向け、英ニューマーケットで調整中。同レースには凱旋門賞3勝目を狙うエネイブル(牝6=ゴスデン)も出走を予定しており、結果次第では日本馬初の凱旋門賞Vへ、夢が膨らむことになる。

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