【京王杯SC】タワー、ラスト12秒1の併入 藤沢和師「いい動きだった」

[ 2020年5月14日 05:30 ]

ライラックカラー(右)と併せ追い切るタワーオブロンドン(撮影・郡司 修)
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 東京土曜メインのG2「第65回京王杯SC」の追い切りが行われた。レース連覇を狙うタワーオブロンドン(牡5=藤沢和)は濃い霧の中、2頭出しの僚馬ライラックカラー(牡5)とWコースで併せ1F12秒1で併入した。「いい動きだった。使い込んで良くなるタイプだから状態も上がっている」と藤沢和師。前走・高松宮記念は1番人気で12着に沈んだが「重い馬場でモタついた。速い馬場の方がいいから」と敗因は明白。

 昨年Vがコースレコード。さらに昨秋のセントウルSもレコード勝ちしており、今の東京の高速馬場は大歓迎。今夏は英国遠征のプランもあったがコロナ禍で断念。「函館(スプリントS)では重量を背負わされるので安田記念に行くしかない」と新たな目標をマイルG1に設定して臨む。藤沢和師はこのレース18、19年と連覇中で、最多通算8勝。最も得意とする重賞で今年も堂々の主役を務める。

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2020年5月14日のニュース