【オークス1週前追い】デアリング、松山満足の動き 無敗2冠へ好感触「リラックスしていた」

[ 2020年5月14日 05:30 ]

松山が乗り、CWコースで追い切られたデアリングタクト
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 オークス(24日、東京)の1週前追いが行われた。3戦無敗の桜花賞馬デアリングタクト(杉山晴)は松山を背にCWコースへ登場。単走で軽快にラップを刻み、直線では軽く仕掛けた程度でグンと加速して1F11秒9(6F81秒5)を刻んだ。

 松山の感触はいい。「しっかり折り合いがついた。非常にいいリズムでリラックスして走っていた印象。反応も良かったし、1週前としては満足いくもの」と語った。

 雨中の桜花賞は重馬場の中、1頭だけ次元の違う脚を披露。メンバー最速の上がり3F36秒6を刻み、昨年の2歳女王レシステンシアを捉えた。その後は放牧を挟んで4月29日に栗東へ。順調に乗り込みを重ねてきた。一気に4F延長となる2冠目に向け、杉山晴師は「桜花賞では(ハミを)かんで、行くそぶりを見せたが、そこからうまく折り合った。必ずどこかで、かんで行くそぶりを見せると思うが、そこで折り合いをつけ、直線までうまく脚をためられたら」とレースをイメージしている。

 無敗での桜花賞&オークス2冠制覇なら、57年ミスオンワード以来、実に63年ぶり。歴史を刻む一戦へと突き進む。

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2020年5月14日のニュース