【マーチS】アラミス 重賞初挑戦V!馬場乾いてしぶとさ生きた

[ 2020年4月1日 05:30 ]

<マーチS>藤岡康太騎乗のスワーヴアラミス(左)は石橋脩騎乗のクリンチャーと競りあい1着となる(撮影・西川祐介)
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 3月29日の降雪中止による続行競馬(3Rから)が31日に中山競馬場で行われ、メインの古馬ダート重賞「第27回マーチS」は好位から伸びた1番人気スワーヴアラミスが迫るクリンチャーの追い上げを首差退けて快勝。重賞初挑戦Vを飾った。 レース結果

 季節外れの大雪による2日順延も何のその。昨夏札幌の“ミシェル効果”で開花したスワーヴアラミスの勢いは本物だった。3番手の外で積極的に乗ったが、直線では一瞬手応えが渋くなるシーン。しかし、クリンチャーが迫るや再びグイッと伸びて抜かせない。重賞初挑戦で堂々の初Vだ。

 藤岡康は「状態は良かった。ただ落ち着きすぎてスタートの反応も鈍く、道中は気合をつけ通し。直線も内にもたれるのを修正しながら。向こうが来たら、また伸びてくれた。最後はポテンシャルと能力の高さですね」と愛馬を称えた。

 突然の雪で2日順延。中山に居残った愛馬の調整について、須貝師は思案した。「(月曜は)馬場に入れるか迷ったけど、結局午前と午後の2回、厩舎周りをじっくり運動させたのが良かった」。馬体重は増減なしのベスト仕上げ。「馬場が乾いたのも良かった」。日曜なら不良も、この日はやや重まで回復。順延はアラミスに味方した。

 思えば、昨夏札幌のワールドオールスタージョッキーズ第3戦(ダート1700メートル)でフランス女性騎手のミシェルを背に勝ってから快進撃が始まった。指揮官は笑った。「ミシェル効果!?そうですね。ダート適性も高かったんでしょう」。ミシェルでのVも含め、直近のダート6戦4勝(2着1回、3着1回)。くしくも同日夜、ミシェルは船橋競馬場で今回の短期免許による“ラスト騎乗”だった。

 藤岡康は「今、力をつけている。もっと上を目指せる」と目を輝かせた。ミシェルから始まった進撃はまだまだ続く。中山と船橋は目と鼻の先。アラミスの朗報は、きっとミシェルにも届いたことだろう。

 ◆スワーヴアラミス 父ハーツクライ 母ベイトゥベイ(母の父スライゴベイ)牡5歳 栗東・須貝厩舎所属 馬主・㈱NICKS 生産者・北海道白老町の社台コーポレーション白老ファーム 戦績18戦6勝 総獲得賞金1億3587万円。

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