【香港ヴァーズ】ディアドラ 7戦連続海外出走へ芝2F22秒5!マーフィー手応え「馬場は合いそう」

[ 2019年12月5日 05:30 ]

<香港ヴァーズ>シャティン競馬場の芝コースで追い切ったディアドラ(撮影・田井 秀一)
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 香港国際競走(8日、シャティン)に出走する日本馬9頭のうち7頭が4日、滞在するシャティン競馬場で最終追い切りを行った。香港ヴァーズに出走するディアドラ(牝5=橋田)は芝コースで力強い走りを披露。昨年は香港カップに出走して2着。今年はドバイ、香港、英国、アイルランドと世界を転戦した。パワーアップを遂げ、再び香港へと舞い降りた“鉄の女”。英国の天才騎手、オイシン・マーフィー(24)とともに日英に続くG1制覇を狙う。

 世界のディアドラが再び香港に降り立った。クイーンエリザベス2世C以来、7カ月ぶり。ゴールデンウイークにシャティンで走った後は欧州を転戦。3走前のナッソーSでは英国G1制覇の快挙を成し遂げた。ずっと同行する込山助手が振り返る。

 「春の香港で帰るつもりが、ここまでになるとは。時間がたつのは早かった。知らない場所でやるわけだから、短かったですね」

 前走・チャンピオンS(3着)の後も英国で調整。11月30日に香港入りした。この日の最終追い切りはマーフィーが騎乗して芝コースへ。2Fごとの計測で28秒7→22秒5をマークした。グッと前進気勢を見せて単走で駆け抜けた。鞍上が切り出す。

 「前にも後ろにも馬がいたので行きたがっていた。でも、この馬のいつものいい気持ち。このままよくカイバを食べてくれれば、良くなると思うよ」

 日本競馬史上においても、これだけ海外遠征を続けてきた馬はいない。ディアドラに変化はあるのだろうか。込山助手は「走り方は変わっていないですよ」として言葉を継ぐ。

 「筋肉の付き方が変わりましたね。向こうは馬場というよりは原っぱ。ボコボコですしね。香港は2回来ているし、知っている場所。あちこち行って移動には慣れているけど、1回来ているとやっぱり違う。何の問題もなく、ここまでくることができました」

 ディアドラは希有(けう)な経験を積んでたくましいレディーになった。マーフィーとは4走連続のコンビ。先月末のジャパンCをスワーヴリチャードで制した英国の若き天才は「彼女は実にパワフル。大きい馬で、とても乗りやすい。この馬場とこの距離はいいと思う」と手応えを口にする。日本(17年秋華賞)、英国(19年ナッソーS)に続くG1制覇へ。ディアドラのワールドツアーが暮れの香港で実を結ぶ。

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