ダービー2勝ジョッキー、四位が調教師試験合格 JRA通算1583勝「馬も人も大事にしたい」

[ 2019年12月5日 10:03 ]

ポーズを作る新規調教師合格者(左から田中克典、杉山佳明、四位洋文、茶木太樹、辻野泰之)の5人(撮影・亀井 直樹)
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 令和2年度JRA調教師免許試験(新規)の結果が5日、発表され、JRA通算1583勝をマークしている四位洋文騎手(47)が合格した。

 四位は2007年にウオッカ、08年にディープスカイでダービーを連覇するなどG1通算15勝を挙げ長く第一線で活躍。昨年、調教師免許試験に初挑戦していた。

 四位のほかには、伊坂重信、杉山佳明、鈴木慎太郎、田中克典、茶木太樹、辻哲英、辻野泰之の計8人が合格した。

 記者会見で四位は「とりあえずホッとしています。騎手をやっている上で、馬を大事にすることを常に思っていた。調教師としては馬を大事にすることが一番だが、人も大事にして、いい厩舎づくりを目指したい」と抱負を口にした。調教師試験に合格したため、来年2月いっぱいで騎手は引退。「感謝の気持ちとか、いろんな思いを込めて、競馬に乗りたい」と話した。

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