【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】16日東京5R 小柄も動き抜群のゴルトベルクが初陣Vを飾る

[ 2019年11月16日 08:00 ]

 3歳のG1ホース2頭が人気を集めた先週のエリザベス女王杯だったが、優勝したのは3番人気の4歳馬ラッキーライラック。追い切りのVTRから出来の良さは感じたので▲を打ったが、正直、勝ち切るイメージはなかった。自身最速の上がり(3F32秒8)で豪快に突き抜けるとは…。直線で空いた内を迷わず突いた進路選択、ゴール前の迫力ある騎乗フォーム。どう考えても、鞍上スミヨンの手腕が最大の勝因だろう。

 本日の当欄では、注目の新馬がデビューする東京5Rをピックアップ。狙いは馬体重410キロ程度とかなり小柄ながらも、バネの利いたフットワークで好調教を連発している◎ゴルトベルクだ。母グルヴェイグは12年マーメイドSの優勝馬で、その母は名牝エアグルーヴ。16年にデビューした全兄ヴァナヘイムも、新馬戦を快勝して京都2歳Sで2着と活躍している良血馬だ。稽古を付けている嶋田(レースはマーフィー)も「背中が良く、これは走りそう」と素質を絶賛している。管理する手塚厩舎のG1・2勝馬フィエールマンの半妹にあたる○ルーツドール(父ジャスタウェイ)が強敵だが、マッチレースを制しての初陣Vを期待だ。

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2019年11月16日のニュース