【浜名湖・ボートレース甲子園】石川代表今垣が初代王者

[ 2019年7月30日 05:30 ]

日本財団笹川陽平会長に代わり、優勝旗を授与したBOATRACE振興会小高幹雄会長(左)と初代王者の今垣
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 浜名湖のG2「第1回全国ボートレース甲子園」は29日、12Rで優勝戦が行われた。石川代表として出場した5号艇の今垣光太郎(49=福井)が4コースのカドからまくって快勝。初代覇者の栄冠に輝き、賞金450万円と深紅の優勝旗を手にした。G2制覇は12年3月の徳山モーターボート大賞以来3回目。また、この優勝により今年の賞金ランキング15位に浮上。グランプリ圏内に突入した。

 ああ、栄冠は今垣に輝く。本家より早く深紅の大優勝旗が石川県に渡った。6メートルの強い向かい風。さらに回転の上がりを鈍くさせる高い湿度。スロー勢に不利な条件がそろい、内3艇は全員が20台スタートと立ち遅れた。対照的にカド今垣はコンマ14。チルト3度の茅原が大外から同11のトップSを決めたが超絶パワーを誇る今垣には関係なし。スリットから1人桁違いの伸び足を披露し、1Mで早々と独走態勢を築いた。

 「絶対に入っていると分かるタイミングを全速で行けた。でも、道中はガムシャラで覚えてない。とにかく風にあおられないように舟にしがみついていた」

 必死の3周だったと明かしたが内容は影も踏ませぬ圧勝劇。勝因はやはり中間整備で覚醒した23号機を獲得したこと。「前節の成績を見て、これがエース機だと思っていた。4日目からはスリット足と回り足が節一級になっていたが優勝戦はチルトを上げてもっと伸びた。胃が痛くなったけどエンジンのおかげ」と相棒に感謝した。

 小松市立南部中では3年間、野球部に所属。日々、白球を追いかけた。「強いチームで練習がきつかった。僕はずっと補欠。7、8人いるセカンドの中でも最下位。試合の2打席はどちらもピッチャーゴロだった」。甲子園など夢のまた夢。グラウンドでは全く目立てなかったが水上の甲子園で初代覇者に名を刻んだ。

 最近は高校野球に興味津々。「昔より仕事の余裕ができて、ここ数年は甲子園を見るようになった。星稜の林監督が好き」。くしくも、その星稜が優勝戦前日に甲子園切符を決めた。県勢初の優勝旗を今垣も願う。「僕の次の照準はメモリアル(8月27日~9月1日、大村)と来年の三国の甲子園。地元なので盛り上げたい」。負けずに意気込んだ今垣。再び石川代表を勝ち取るための戦いが、また始まる。

 ◆今垣 光太郎(いまがき・こうたろう)1969年(昭44)9月18日生まれ、石川県出身の49歳。福井支部所属の63期生。88年11月の三国でデビュー。SG9V、G1・29Vを含む通算104V。16年に全24場制覇を達成。同期は滝沢芳行、渡辺睦広ら。1メートル61、51キロ。血液型A。

 ≪今垣、次走はびわこG1≫優勝した今垣光太郎、そして桐生順平、茅原悠紀の次走は8月1日からのびわこG1びわこ大賞。松井繁、白井英治、井口佳典、毒島誠ら強豪と優勝を争う。峰竜太は8月10日からのからつ一般戦。深川真二、三井所尊春、上野真之介らが相手。中田竜太は8月1日からの桐生G3企業杯。須藤博倫、岡崎恭裕、土屋智則らが参戦。徳増秀樹は8月10日からの浜名湖一般戦。服部幸男、坪井康晴、菊地孝平らとVを争う。

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