【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】5日京都11R 関東から遠征するカイザーメランジェの末脚さく裂

[ 2019年5月5日 08:00 ]

 長く競馬記者をやっているが、激しい雹(ひょう)が原因で開催が打ち切られるシーンは初めて見た。もっとも、東京競馬場で午後3時頃に降り出した雹の勢いは凄まじく、ラチにぶつかる「カンカンカン」という音がスタンド8階の記者室にもはっきり聞こえたほど。雷鳴もとどろき、とても安全に競馬が行える雰囲気ではなかった。競馬は屋外のスポーツで、天候に大きく左右されるということを再認識させられた。

 本日のNHKマイルCは無事に行われることを祈りつつ、当欄では京都11R・鞍馬Sをピックアップ。関東から遠征する◎カイザーメランジェの差し切りVを期待だ。3走前に1600万下のサンライズS(中山芝1200メートル)を圧勝して条件クラスを卒業。続くG3のオーシャンSは11着に大敗したが、同舞台のリステッド競走である前走の春雷Sでは、後方から強烈に伸びて0秒1差の3着。オープン特別なら勝ち負け可能な力があることを実証した。今回の舞台となる京都内回り芝1200メートルは、前半からペースが上がって差しが決まりやすいコース形態。絶好の狙い目とみた。

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2019年5月5日のニュース