【桜花賞】“思惑通り”ルガール波乱呼ぶ

[ 2019年4月4日 05:30 ]

坂路で追い切ったルガールカルム (撮影・西川祐介)
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【G1ドキュメント・美浦=3日】過去10年の桜花賞で一度も馬券に絡んだことがないため、他のステップに比べると明らかに注目度が低いアネモネS組。だが、今年の優勝馬ルガールカルムは走破時計(1分34秒4)も勝ちっぷりも秀逸。本番でも出番があるのでは?と考えている鳥谷越は坂路モニター前に陣取って最終追い切りの動きを注視した。

 1本目を4F64秒0で軽く流した後の2本目。単走で最初の1Fは15秒0とゆったり入り、2F目は13秒9とペースアップ。ラスト2Fは12秒7→12秒6と速いラップを刻んだ。典型的な“しまい重点”とした意図を、田村師は「先週の時点で体はできており、月曜の雨で馬場が重いのも考慮した内容。テンの入りは軽めで最後だけ伸ばす指示」と説明。全体時計は師が想定した「54秒くらい」と微差の4F54秒2。動き自体も軽快で、全て陣営の思惑通りに仕上がった印象だ。

 権利獲りに成功した前走のアネモネSについて、指揮官は「新馬戦(1着)もクロッカスS(2着)も後方から最後にいい脚を使ったが、前走は4コーナーで先頭集団。競馬の幅が広がった」と、結果だけでなく内容も高く評価。「同じ形の競馬しかできないと大きいレースには対応できない」と、桜花賞に向けての収穫の大きさを強調する。

 鞍上は今回で3戦連続コンビとなる三浦。田村師は「この馬に途中から2回乗ったが、悔しい思いも、いい思いも経験。いいところも癖も分かっている。最高のジョッキーに乗ってもらえる」と、ここでも“経験値”が好結果につながることを期待している。順調なステップアップを遂げて臨む東の惑星。好配当の使者になる可能性も十分だ。

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