【中山記念】ステルヴィオ、余裕残しの併入 木村師も満足

[ 2019年2月21日 05:30 ]

丸山を背に3頭併せの中央から追い切るステルヴィオ(中) (撮影・西川祐介)
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 ステルヴィオは新コンビを組む丸山が騎乗し、Wコースで最終追い。3頭縦列の2番目を追走して直線へ。最内に入った後続馬が早々に脱落すると、先行したランガディア(5歳オープン)との併せ馬。強めに追われたパートナーを尻目に、終始手応えに余裕を残したまま併入した。

 動きを見守った木村師は「1週ごとに良くなるようにと調教をやってきた。追い切りの質は高まっているし、その点はクリアできた」と満足顔。さらに愛馬の変化について続けた。「体が大きくなり腰周りもしっかりした。どんどん男馬らしくなっている。それにつれてキャンターに下ろす一歩目に、以前より力が入るようになった。馬の形とリンクしている。それが成長ということだと思う」

 昨秋のマイルCSでG1タイトルを奪取したが、1800メートルでも【2・1・0・0】と安定。昨春には今回と同じ舞台でG2スプリングSを制している。条件に不足なし。確かな手応えを持って、19年初戦に臨む。

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2019年2月21日のニュース