【凱旋門賞】武豊、5年ぶり7度目挑戦…悔しさ糧に初優勝へ

[ 2018年10月2日 05:30 ]

 武豊の凱旋門賞挑戦は、94年ホワイトマズルから始まった。その年の9月にスキーパラダイスで仏G1・ムーランドロンシャン賞を優勝。日本人騎手として初の海外G1制覇を飾ったばかりだった。94年のレースは行き脚がつかず後方から追い上げたが、6着まで。日本中が勝利を確信した06年ディープインパクトは直線で先頭に立つも、最後は2頭にかわされ3位入線(レース後の検査で禁止薬物が検出され、失格処分になった)。直近は13年のキズナ。日本のダービー馬として3歳で挑み、オルフェーヴルの外から果敢に進出したが4着だった。

 【フォワ賞VTR】6頭立て、良馬場で行われた。マイペースで逃げたクリンチャーを直線残り300メートルで外からタリスマニックがかわすが、すぐさまその外から1番人気ヴァルトガイストがノーステッキで抜け出し、2馬身半差をつけて圧勝。2着タリスマニック、3着クロスオブスターズと、7度の凱旋門賞制覇を誇る名門A・ファーブル厩舎勢が1〜3着を独占した。クリンチャーは勝ち馬から約8馬身差の6着に終わった。

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2018年10月2日のニュース