台風24号、美浦トレセンに爪痕 坂路脇の大木倒れる

[ 2018年10月2日 05:30 ]

厩舎棟脇で倒れる街路樹
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 列島を直撃した台風24号は美浦トレセンにも被害をもたらした。1日未明、坂路コースの脇にそびえるスギの大木が根元から倒れ、帰り馬道をふさいだ。トレセンでは1日午前1時すぎに最大瞬間風速30メートルを記録。馬場開門の午前5時以前に強風で倒れたとみられる。そのため帰り馬道を通行止めにし、南馬場へ通じる別の馬道に坂路調教馬を誘導した。

 また、芝コースの5F標識を示すハロン棒や厩舎棟脇の街路樹も強風で倒れるなど被害があった。台風に備えて約20人の作業員が徹夜で馬場整備を行ったため調教に大きな支障はなかった。同トレセン馬場造園課・長岡慶幸係長は「過去にあまり経験のない強風で、倒木により一部馬道の閉鎖はありましたが、全コース定時に開場できて、ひと安心。倒木したスギは大き過ぎてすぐに撤去できないが、全休日の2日には着手したい」と語っていた。

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