岩手県知事謝罪、再発防止へ対策 競走馬禁止薬物問題

[ 2018年10月2日 05:30 ]

 岩手県の達増拓也知事は1日の定例記者会見で、県内の競馬場に所属する馬から相次いで禁止薬物が検出された問題について「競馬の公正性に疑いを招く事態になり大変遺憾だ」と述べた。同時に18年度補正予算に再発防止へ向けた費用を盛り込み対応を急いでいると説明。「二度と起きないようにしたい」と強調した。達増知事は岩手県競馬組合の管理者を務めている。

 岩手競馬では7月と9月のレースでいずれも2着となった2頭から禁止薬物のボルデノン(筋肉増強剤)が検出された。岩手県警が競馬法違反の疑いで捜査している。

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