【セントライト記念】レイエンダ、無念の2着 追い込み届かず

[ 2018年9月18日 05:30 ]

<中山11R・セントライト記念>2着に終わったものの菊花賞の優先出走権を得た(15)レイエンダとルメール(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 単勝1・9倍の1番人気に支持されたレイエンダは追い込み届かず2着。2歳デビューからの連勝は3でストップした。ルメールが怒気を帯びた顔つきで引き揚げてくる。「道中、リラックスして凄くいい競馬ができたが、勝てなかった。枠順と経験の差が出た」。紫苑Sから始まった自身の連続重賞制覇(騎乗機会)も3でストップし、検量室のVTR画面を悔しそうに見上げた。

 大外15番枠が災いして道中は外め11番手を追走。4角手前から外を回ってスパートを掛けたが、先に抜け出したジェネラーレウーノとの差はもどかしいほど詰まらない。先行馬が止まらない開幕2週目の馬場。1馬身1/4及ばなかった。「パワーアップして大人になっていたけど、重賞初挑戦だからね。長い距離でもいけそうだし、今度を楽しみにしたい」とルメールは気を取り直すように続けた。

 「こちらも脚を使っているが、勝った馬は強いね。1番人気に応えられず申し訳ない」と藤沢和師。2着で菊花賞の優先出走権を獲得したが、全兄レイデオロが視野に入れる古馬G1(天皇賞・秋、JC)は賞金面で出走が難しい状況。今後については「菊花賞も含めてどうするか…オーナーと考えます」と語るにとどまった。

続きを表示

2018年9月18日のニュース