【飯塚・Ｇ１プレミアムＣ】圭一郎止めた！木村、Ｇ１全場制覇

強敵・鈴木圭一郎を押さえて完全Ｖの木村武之。充実の表情でガッツポーズ
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　飯塚オート「特別Ｇ１共同通信社杯プレミアムカップ」は１７日、飯塚オート最終１２Ｒで優勝戦が行われ、木村武之（４１＝浜松）がトップＳから８周持たせ切って完全Ｖを達成。飯塚初Ｖ＆Ｇ１全場制覇となった。３節連続完全Ｖの懸かった鈴木圭一郎は３着に終わり連勝は１３でストップした。

　鍵はスタートだった。Ｓで伸びたのは鈴木圭だがインの利で木村がしのぐ。うまいコース取りから隙を見せない木村、揺さぶりをかける鈴木圭。勝負のアヤは５周目。１、２角で大きく外に振った鈴木圭が３角で木村の内懐を狙う。だが仕留め切れず失速。３番手永井が鈴木圭の外から伸び２番手に浮上した。

　準決１着の得点順２位だった木村は１枠を選択。「今までスタートでかぶせられて突っ張り切れなかった。１枠でないと先行はないと思って」。半月後に迫った地元浜松ＳＧ全日選に弾みをつけた。帰ってきた実力者が優勝候補として凱旋する。