【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】22日京都11R 逸材モズアスコットに初タイトル奪取の好機到来

[ 2018年4月22日 08:00 ]

 東京競馬場でテレビ観戦した土曜の福島牝馬Sは、重賞にふさわしい迫力満点のレース内容で見応え十分だった。自分の競馬に徹して差し切ったキンショーユキヒメは鮮やかだったが、それ以上に印象に残ったのがゴール前で二の脚を使って2着に逃げ粘ったカワキタエンカ。見た目にもラップ的にも決して楽な展開ではなく、非常に価値のある銀メダルだったと思う。

 本日の当欄で取り上げるのは、紙面で印の根拠を掲載していない京都11R・マイラーズC。伸び盛りの4歳馬モズアスコットに重賞初制覇のチャンス到来とみた。デビューは3歳6月と遅れたが、3戦目から破竹の4連勝で一気にオープン入り。その後は重賞で2戦続けて1番人気を裏切っているが、阪神CはレコードVを飾ったイスラボニータと0秒4差4着、前走の阪急杯は後方から鋭く追い込んで優勝馬ダイアナヘイローと首差の2着。どちらも勝ちに等しいパフォーマンスだった。2戦2勝のマイルに距離が延びるのはむしろ歓迎で、京都芝コースも1戦1勝。引き続きルメール騎乗なら、信頼性の高い本命馬だ。相手は休み明けも底力上位の○エアスピネル、喉の手術が成功して好気配の▲ヤングマンパワーの2頭が勝負どころ。

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2018年4月22日のニュース