【フローラS】ミスターX サトノワルキューレ、切符獲り命題

[ 2018年4月22日 05:30 ]

 東京11R・フローラSはサトノワルキューレを中心視する。ここまで3戦2勝。唯一の3着も直線での不利があってのもので、ほぼパーフェクトに走っている。ここは牝馬限定戦で結果を残してきた馬が多い中、全3戦が牡馬相手だった点を高く評価したい。デビュー戦が1800メートル、近2走が2400メートルと意識して長い距離を使われてきた同馬。東京の2000メートル戦をこなすスタミナは十分に備わっている。

 中5週での参戦で、この中間はしっかり乗り込んでいる。辻野助手は「大きく変わってはいないけど、安定してカイバを食べています。距離短縮でもうまく流れに乗っていけたら」と期待のコメント。早くからオークスだけを見据えたローテーションを消化してきた。切符獲りは命題だ。馬単(4)から(1)(8)(10)(12)(15)へ。

 京都11R・マイラーズCはサングレーザー。唯一の重賞V(17年スワンS)は1400メートル戦だが、昨秋のマイルCSを見れば1600メートル戦への不安はないだろう。G1初挑戦でも直線で鋭く伸びて3着を確保。強敵相手に善戦し、レース後の福永は「今日はよく頑張ったが来年はもっと良くなる馬」との談話が印象深かった。飛躍の4歳へ、ここで弾みをつけたい。

 前走の阪神Cも悲観することはない。イン有利のレコード決着という厳しい展開を、外から追い上げて0秒2差3着なら及第点。中間の調整も順調で、最終追い後の福永は「全体的に良くなってきて完成に近付いている」と成長を実感した様子。今回はマイルのスター候補生に懸けたい。馬単(5)から(1)(4)(9)(10)へ。

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2018年4月22日のニュース