【マイラーズC】サングレーザーがコースレコードV 福永「すべてがうまくいった」

[ 2018年4月22日 16:16 ]

<京都11R・読売マイラーズC>福永を背に大外からモズアスコットを差し、マイラーズCを制したサングレーザー(手前)
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 安田記念へとつながるマイル重賞「第49回読売マイラーズC」(G2、芝1600メートル)が22日、京都競馬11Rで行われ、福永祐一騎手騎乗の4番人気サングレーザー(牡4=浅見厩舎)が優勝。重賞は2勝目。

 後方で人気馬を見ながら競馬を進めたサングレーザー。直線では大外から鋭い末脚を見せ、先に抜け出したモズアスコット、エアスピネルをあっさりかわして、先頭でゴール板を駆け抜けた。勝ちタイムは1分31秒4(良)のコースレコード。1馬身1/4差の2着に2番人気モズアスコット、さらに半馬身差の3着には1番人気エアスピネルが入った。

 勝ったサングレーザーは父ディープインパクト、母マンティスハントという血統。昨年は条件戦から4連勝でスワンSを制して重賞初制覇を果たしたが、続くマイルCS、阪神Cはともに3着と惜敗。休養を挟んで今年初戦となったこのレースで重賞2勝目を挙げた。

 ▼福永の話 流れも向きましたが強かったと思います。予想よりもペースが流れましたし、近くにエアスピネルもいたので心配していませんでした。初めて乗せてもらったときから本格化するのは早くても4歳になってからと思っていたんですが、放牧を挟んで順調に成長してくれていました。最後の決め手はいいものがありますので、この武器を磨いていくのがいいのかなと思います。今回はすべてがうまくいったので、今度はG1でより厳しいレースになるとは思いますが、ここを使ってさらに良くなると感じたので、楽しみにしたいと思います。

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2018年4月22日のニュース