【東京ハイジャンプ】1番人気のオジュウチョウサンが完勝 障害重賞連勝記録を7に伸ばす

[ 2017年10月15日 15:15 ]

 東京9RのJ・G2「第19回東京ハイジャンプ」は、1番人気のオジュウチョウサンが完勝。自らが持つ障害重賞連勝記録を7まで伸ばした。

 現役最強ジャンパーが力の違いを見せつけた。前半は大逃げタマモプラネットから、大きく離れた3番手を追走。最終4角を迎えても、その差は10馬身以上あったが、そこから次元の違う加速を披露。直線に入る手前で、まず2番手のグッドスカイを並ぶ間もなく交わすと、最終障害を飛越してエンジン全開。残り300メートルでバテたプラネットを捉えて独走態勢。結局最後は、2着に浮上したグッドスカイに大差の完勝だ。騎乗した石神は「最終3角では、さすがに逃げ切れたと思ったが、そこから強かった。最初の1、2角で前を追いかけたし、道中でノメッて苦しいところもあったが、それでもこれだけ離すのだから凄い」と脱帽。次走は連覇の懸かる中山大障害(12月23日)。和田郎師は「ハラハラしたが、よく頑張った。反動が出ないように、しっかりケアして万全の状態でG1に向かいたい」と話した。

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2017年10月15日のニュース