【馬券顛末記】イヤな流れを最後まで取り戻せず

[ 2017年10月15日 18:05 ]

 馬券にも流れがあって、秋華賞発走前からイヤな予感があった。自身のコラムで推奨した新潟11Rアポロノシンザンは快勝。ただ、2着馬がない。どこを探してもない。続く東京11Rはマウントロブソンとストロングタイタンで首の上げ下げ。タイタンが惜しい競り負け。当然?こちらが◎。そしてアタマ買い。馬券も一気に紙くずや…。特別戦に入り本命からヒモ抜けのレースが3つ。明らかに“雰囲気”がなかった。

 そのG1は◎カワキタエンカの単勝1点勝負。いい感じで逃げていたと思ったんだけどなあ。直線でかわされて5着。初コンビを組んだ北村友は「一生懸命走りますね。速いラップの割には頑張ってくれました」と振り返った。騎手談話からも「ペースが速かった」というものがチラホラ。前半1000メートルが59秒1。重の馬場状態を考えれば、やはり速い。“差し―差し”の展開になったのも合点がいった。

 G1戦線も始まったばかり。また気持ちを切り替え、菊花賞に臨みたいと思う。(小林 篤尚@京都競馬場)

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2017年10月15日のニュース