【秋華賞】ディアドラ3連勝でG1初制覇 初コンビのルメールが導いた

[ 2017年10月15日 15:44 ]

<秋華賞>優勝したディアドラ(左)
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 3歳牝馬の3冠最終戦「第22回秋華賞」(G1、芝2000メートル)が15日、京都競馬場11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の3番人気・ディアドラ(牝3=橋田厩舎、父ハービンジャー、母ライツェント)が勝利した。1馬身1/4差の2着はリスグラシュー、さらに鼻差の3着にはモズカッチャンが入った。

 後方集団から競馬を進めたディアドラ。人気のアエロリット、ファンディーナが先行する中、じっくり後方待機。直線では早めに抜け出したモズカッチャンとリスグラシューを大外から一気に差し切った。勝ちタイムは2分0秒2(重)。

 勝ったディアドラは3連勝でG1初勝利。牝馬3冠レースに皆勤し、桜花賞(G1)6着、オークス(G1)4着と着順を徐々に上げ、最後の1冠を見事に制した。ハービンジャー産駒のG1制覇は初めて。通算戦績は14戦5勝。

 鞍上のルメールは中央G1通算14勝目で今年4勝目。ディアドラとは初コンビだった。管理する橋田師は中央G1通算11勝目で今年は初勝利。

 これで今年の3歳牝馬3冠レースがすべて終了。桜花賞をレーヌミノル、オークスをソウルスターリング、秋華賞をディアドラと3頭が1冠ずつ分け合う結果となった。エリザベス女王杯(11月12日、京都)ではいよいよ世代を超えた戦いが始まる。

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2017年10月15日のニュース