【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】15日東京7R 主役不在の大混戦でサンマルライバルの末脚がさく裂

[ 2017年10月15日 08:00 ]

 土曜の当コラムで取り上げた東京5R新馬戦の◎マウレアは、期待通りの鮮やかな差し切りで楽々とデビュー勝ち。非凡な瞬発力に加えて、競走センスの良さも感じさせるパフォーマンスだった。桜花賞馬アユサンの全妹という血統面も含め、かなりの出世が見込める好素材だと思う。手塚師によると今後はあせらず、じっくり成長を促しながら使うレースを決めていくとのこと。次にターフで走りを見る日が楽しみだ。

 本日の当欄では、極めて難解なメンバー構成になった東京7Rをあえてピックアップ。地方から再転入となるマジカルウインドを除く15頭の前走で、最もいい着順が8着という低調な顔ぶれ。かなり人気が割れるのは確実で、どの馬から入っても的中すれば好配当が見込める。狙いは◎サンマルライバル。この馬も最近4戦が11→13→7→14着と散々な成績だが、前走はメンバー中最速の上がりをマーク。不器用で極端な競馬しかできないものの、末脚の破壊力は今回のメンバーでは上位にランクできる。通算【1017】の戦績だが、馬券に絡んだ2戦はいずれも今回の舞台となる東京ダート1400メートル。最も能力を発揮できるコース形態なのは間違いなく、新コンビを組む穴男・江田照の手綱さばきにも期待だ。

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2017年10月15日のニュース