【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２４日中山９Ｒ　素質馬対決を絶好調のスターフィールドが制す

　今週、美浦で取材をしていてコメントの威勢が良かったのが手塚師。土曜に出走した４頭は勝てなかったものの、自信ありとのことだった２頭はきっちりと２着を確保。２Ｒのミントグリーンは９番人気と評価が低かっただけに、妙味のある配当を手にすることができた。日曜はメインのオールカマーに待望の重賞初制覇が懸かる◎モンドインテロが出陣。実績上位馬たちには隙があり、今年中山で重賞３勝の田辺騎乗ならチャンスは十分だろう。

　当欄で取り上げるのは手塚師が強力プッシュしたもう１頭。９Ｒ・芙蓉Ｓの◎スターフィールドだ。初勝利を飾った新潟の前走は現地で観戦。重馬場で中団から楽々と２馬身半も突き抜ける圧勝劇に、星野壽市オーナーも大喜びだった。レース直後にこの芙蓉Ｓへの参戦を決定。中間は一段と稽古の動きに迫力が増しており、手塚師も「絶好調。距離が延びるのも間違いなくプラス」と自信満々だ。関西からエントリーしてきた良血馬２頭、さらには札幌２歳Ｓ２着のファストアプローチとメンバーは骨っぽいが、その分、配当的な妙味もたっぷり見込める。