【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】１８日中山８Ｒ　好条件そろったカキツバタチグサが混戦に断

　台風までは距離があった日曜の中山だが、終日、向正面が煙るほどの本格的な雨が降り注いだ。ダートコースは水が浮き、田んぼのような状態まで悪化。天気予報から予想されたことではあるが、芝も含めて好配当が続出した。きょう日曜は一転、台風一過の好天で気温も上昇する予報。今度は馬場の回復具合を読む必要が出てくるが、印に反映するのはなかなか難しい。日曜に続き、直前まで馬場状態をチェックしながらの馬券勝負をお薦めしたい。

　当コラムの推奨レースは中山８Ｒ。ダートコースは水分を多く含んだ状態のままと読み、脚抜きのいい馬場は大歓迎の◎カキツバタチグサで勝負する。馬場状態だけではなく、今回は買い材料が満載。春シーズンは精彩を欠く走りで大敗が続いたが、ひと息入れた２走前の新潟戦（ダート１２００メートル）で鼻差２着と復調をアピール。同じ舞台の前走も３着ながら時計は詰めており、好調時の勢いを取り戻した感がある。唯一の勝ち星を挙げている中山ダート１２００メートルに替わるのは歓迎で、内の馬を見ながらレースを進められる大外枠も好材料。コンビを組む津村が土曜２勝、日曜１勝と乗れているのも心強い。