【クローバー賞】川崎から世界へ!トラスト札幌参上

[ 2016年8月19日 05:30 ]

マイネルエスパス(右)と併せて追い切ったトラスト

 地方の大物の呼び声高いトラスト(牡=川崎・河津、父スクリーンヒーロー)が札幌日曜9Rのクローバー賞でベールを脱ぐ。

 18日は札幌芝コースで柴田大を背に5F68秒5~1F12秒0。直線で内にモタれて先行したマイネルエスパス(4歳500万)に半馬身遅れたが、大きなフットワークと柔らかい動きが目を引く。柴田大は「気を使っていてフラフラしたが、凄くいい動き。いいモノはあるし、楽しみ」と称賛した。

 同馬を所有する“マイネル軍団の総帥”岡田繁幸氏も掛け付け、川崎で圧巻のデビュー2連勝を飾った秘蔵っ子に熱視線を送った。既に来年の英国ダービーにも登録しており、クローバー賞の後は札幌2歳S(9月3日、札幌)に向かう予定。

 「芝で走るのかと思うだろうけど、この馬は芝馬。まだ体がグニャッとしているけど、本当に強くなる馬はグニャッとしているくらいでいい。ステークス(札幌2歳S)で負けるようじゃ英国に行くなんて気はないよ」と力強く“連勝”を宣言していた。

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2016年8月19日のニュース