【ドバイシーマC】ドゥラ 国内最終追い◎も初海外輸送にピリピリ

[ 2016年3月16日 05:30 ]

単走で国内最終追い切りを行ったドゥラメンテ

 ドバイシーマクラシック(26日、メイダン)に向け、昨年の2冠馬ドゥラメンテ(牡4=堀)が15日、美浦トレセンで国内最終追いを行った。

 前夜の雨で渋ったWコース。単走でゆっくり加速していくと、直線は迫力のある動きで駆け抜け5F69秒7~1F13秒2を馬なりでマークした。橋本助手は「中山記念を使って状態が良くなった印象。出来はキープしているし、しまいはハミを取って真っすぐ走れていた」と好感触を伝えた。

 課題は初の海外輸送。同助手は「検疫厩舎に入って戸惑いがあるのか、気持ちが張り詰めた状態が続いている。当日落ち着いていれば力は出せそうだが、ハードルは高い」と慎重なトーン。

 11日に発表された「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位タイに選出された同馬。世界のトップホースとして、16日、成田国際空港から決戦の地へ旅立つ。

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2016年3月16日のニュース