向日町競輪廃止論、真っ向から否定 JKA関係者「寝耳に水」

[ 2016年3月16日 20:10 ]

 16日、一部報道で「向日町競輪4年後にも廃止」の一報が配信されたが関係者の話によると決まっていることは17年度から車券販売などの業務を民間に委託することだけ。廃止論については真っ向から否定した。

 JKA関係者は「(廃止については)寝耳に水。まったく、そういう問題は出ていません」とコメントした。

 バブル期1990年度、京都向日町競輪場の車券売り上げは約356億。それから下降線をたどり、2009年度には約150億円を下回るほどになった。そして10年末には存廃問題で揺れ動いたものの、京都が誇るトップレーサー村上兄弟(義弘、博幸)を筆頭に京都勢の選手が一丸となりファンの心に響く走りを続け、関係団体の努力も実り近年では黒字経営に転じている。

 日本一、素晴らしい選手が在籍している京都向日町競輪場・岸本勇雄所長は、今回の一報を受け、スポニチ本紙にファクスでコメントを送り届けてきた。

 「(京都向日町競輪4年後にも廃止)記事のタイトルは本当に残念です。これまで全国の多くのお客さま、施行者、選手、関係機関の皆さま方のご支援、ご協力を賜り、何とか黒字経営を続けさせていただいており、心から感謝申し上げます。現場といたしましては京都には素晴らしい選手が多数おられますので今後とも皆さまに愛される競輪場となるよう(また廃止という方向にならないよう)なお一層、頑張って参りたいと存じておりますので、引き続きご支援など賜りますよう、どうぞよろしくお願いしますす」と記した。

 老朽化したスタンドの改修問題を抱えているのは事実だが、関係者は一丸となり、競輪事業を遂行する意気込みにあふれている。

 2011年に近隣の大津びわこ競輪場が廃止となったものの、向日町競輪場では11年度以降は場外発売や記念競輪などの売り上げが好調で、単年度で連続して黒字を確保、府の一般会計にも、きっちり貢献している。

 先日13日のG1名古屋ダービー決勝戦では、村上義弘、川村晃司の京都勢ワンツーが決まったばかり。魂を込めた走りを続けている村上義弘はダービー4度目の優勝を飾った超一流選手である。岸本所長は「近年は皆様のおかげで黒字経営が続いています。京都には本当に素晴らしい選手、日本一の選手がいます。努力次第で、やれます」と力強く締めくくった。

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