リアル3連単1着固定が失敗…キタサン本命の後輩、笑顔がグサリ

[ 2015年10月25日 18:46 ]

<京都11R・菊花賞>内で伸びたキタサンブラック(左)がリアルスティール(右)リアファル(中央)をおさえてG1初制覇を果たした

 【馬券顛末記】菊花賞は後輩の細原と記者席で並んで観戦。場内のボルテージがMAXまで高まった最後の直線、後輩が「キタサンッ!」と声を張り上げる。そう、彼の◎はキタサンブラック。負けじと当方も「リアル、そっから来んかい!」とさけんだ。こういうときに先輩、後輩は関係ない。結果はキタサンブラックが1着、首差の2着にわが本命リアルスティール…。

 当初はリアルスティールが1番人気かと思っていたが2番人気。これに色めき立ってガツンと単勝、そして紙面で掲載しているように3連単1着固定で勝負したのが失敗だった。手堅く馬連にしておけば…。検量室に向かう道中で後輩に「おめでとう、良かったな」と声を掛けると「あざーす」と満面の笑み。その笑顔がグサリと突き刺さった。でも、どれだけ馬券でヤラれても月曜になれば次の週末に向けて気持ちは切り替わる。天皇賞・秋で一から出直しだ。@京都競馬場(10月25日、柏原 健士)

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2015年10月25日のニュース