【菊花賞】(8)ミュゼエイリアン 大駆けムード

[ 2015年10月25日 05:30 ]

 セントライト記念2着のミュゼエイリアンがラスト1冠を懸け、午後0時半に京都競馬場に到着した。関西遠征は重賞初制覇を飾った3月の毎日杯(阪神)に続いて2度目。担当の友池助手は「札幌2歳S(4着)に連れて行った時も落ち着いたし、輸送自体は問題ない馬。前走が休み明けだった分、むしろ今回の方がピリッとしてきた」と愛馬の勝負気配を感じている。

 皐月賞(7着)、ダービー(10着)に続き、3冠は皆勤。セントライト記念はキタサンブラックに3/4馬身差で屈したが、逃げ戦法から粘りに粘った。レースをつくれる強みは大一番では心強い。「1800~2000メートルだと切れ負けする半面、長距離戦は合っている感じ。ジリジリと、頑張って粘ってくれるので…。枠(8番)もいいところ。楽しみにしています」と同助手は力を込めた。名手・横山典を背に、大駆けムードが漂っている。

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2015年10月25日のニュース