【菊花賞】“キタサン”95年のG1初挑戦以来12度目で初制覇

[ 2015年10月25日 16:26 ]

<第4回 京都 第7日> 11R 第76回 菊花賞(G1) 優勝し北村宏司(左)と笑顔でバンザイの北島三郎

 第76回菊花賞を制したキタサンブラック(牡3=清水久厩舎)は歌手の北島三郎(名義は大野商事)の所有馬。

 “キタサン”の冠名で、これまで重賞は01年ニュージーランドT(キタサンチャンネル)、ファンタジーS(キタサンヒボタン)、15年スプリングS、セントライト記念(キタサンブラック)を制してきた。

 G1参戦は95年桜花賞のキタサンサイレンス(9着)が最初。キタサンブラックは97年キタサンフドー(14着)以来18年ぶりの皐月賞挑戦で3着、ダービーは14着。ブラックのG1挑戦まで所有馬のこれまでの最高着順は、01年阪神JF、キタサンヒボタンの4着だった。G1は12度目の挑戦で悲願を達成した。

 著名人所有のG1馬として有名なのが女優・高峰三枝子さんのスウヰイスー。52年に初の牝馬2冠を達成した。皐月賞は永田雅一氏がトキノミノル、吉川英治氏がケゴンで制覇。歌手の前川清は、内山田洋とクールファイブのヒット曲「恋唄」にちなんだコイウタで07年ヴィクトリアマイルを制している。

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