【弥生賞】サトノクラウン馬なり12秒8 3連勝へ無敵チューン完了

[ 2015年3月6日 05:30 ]

単走で追い切るサトノクラウン

 皐月賞トライアルの「第52回弥生賞」には重賞勝ち馬7頭が集結。出世レースの東京スポーツ杯2歳Sを制したサトノクラウンが、5日にWコースで追い切られ、軽快な動きを披露した。約3カ月半ぶりの実戦だが、態勢は万全。無傷の3連勝でクラシック戦線の主役に名乗りを上げるか。

【弥生賞】

 派手さはないが、これで十分。首を使ったしっかりした走りで動きに無駄も隙もない。サトノクラウンの追い切りはWコース単走。馬なりのまま馬場中央をスムーズに駆け、4F55秒3~1F12秒8でフィニッシュした。橋本助手は「先週長めからやっていて、きょうはサラッと。順調に来て力を出せる状態」と太鼓判を押した。

 デビュー2戦2勝。前走・東京スポーツ杯2歳Sは、スタート一息ながら上がり3F最速タイとなる33秒8の剛脚で差し切った。特に直線で前が空いてからの伸びは抜群。同助手は「競馬が上手だし、一瞬の脚が素晴らしい。完成度が高い」と目を細め、「水曜で480キロ台だから体重はそれほど変わらないと思う。以前は悪さをするそぶりもあったが、今は落ち着きが出てきている」と精神面の成長も感じ取っている。

 2月26日の1週前追い切りには再コンビとなる福永が駆け付け、Wコースでの併せ馬を消化。福永は「1週前の動きは凄く良かった。ゲート練習も問題なかったし、コーナー4つの舞台も走れると思う」と好感触をつかんでいる。

 デビュー2戦は共に東京芝1800メートル。今回は条件が変わるが、橋本助手も「問題なし」を強調する。「折り合いに不自由しないし、距離も大丈夫。小回りの中山にも対応できるからコース替わりは全く問題ない。ゲートも中間でやっていて問題ない」。どうやら死角は見当たらない。

 王道トライアルには同じく2戦2勝のシャイニングレイをはじめ重賞勝ち馬が7頭もそろった。それでも橋本助手は「この春を戦っていく上でいい力試しになると思う」と、強豪との対決を楽しみにしているかの口ぶりだ。「王冠(クラウン)」と名付けられた大器。難敵相手に無傷の3連勝を飾れば1つ目の冠がはっきりと見えてくる。

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