【桜花賞】ハープスター ブエナ超えた桁違いの末脚32秒9!

[ 2014年4月14日 05:30 ]

 近年の桜花賞勝ち馬からは次々と名牝が誕生している。現在のコースとなった07年以降の勝ち馬のうち4頭がその後もG1を勝ったが、それらの桜花賞と比較してもハープスターの“記録”は傑出している。

 勝ち時計1分33秒3はアパパネが勝った10年と並ぶタイレコード。10年は3F(600メートル)通過35秒6→4F(800メートル)通過47秒5だったのに対して今年は33秒8→45秒3。後続を離して逃げたフクノドリームを別にしても前の組には厳しい流れだったのは確かだが、それでもハープスターはハイペースに乗じて差したわけではない。それを示すのが上がり3Fの数字。ハープがマークした32秒9は09年Vのブエナビスタの33秒3を塗り替え07年以降の全出走馬で最も速い。普通なら届かない高速決着を、まさに桁違いの末脚でねじ伏せたと言える。

続きを表示

2014年4月14日のニュース