【東海S】アワーズ同厩・ナムラタイタンも侮れない

[ 2014年1月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=23日】東海Sはニホンピロアワーズが不動の主役だが、同じ大橋厩舎のナムラタイタンも侮れない。人気薄の方と言っても昨年このレースの2着馬。実績上位は間違いない。

 厩舎作業を終えた担当の高澤助手を見かけると、坂田はすぐさま歩み寄って近況を聞いた。「8歳になりますが、衰えた感じはしないです。使って良くなっていますし、楽しみですよ」と笑みがこぼれた。

 母ネクストタイムの子はタイタン以外にも、同厩のナムラスピードやナムラジュエルが活躍。厩舎ゆかりの血統で、高澤助手自身も一昨年には新婚旅行で北海道の故郷・野坂牧場を訪れて、今年19歳の母に会っている。「雰囲気が(タイタンと)似ていましたね」と話し、今週のタイタンの走りにも期待した。前走はトップハンデ58キロを背負いながら3着。衰え知らずの晩成の血がここで騒ぐか。アワーズとの“大橋厩舎丼”がみられるかもしれない。

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2014年1月24日のニュース