【AJC杯】フェイム 北村宏“2200メートルで末脚生きる”

[ 2014年1月24日 05:30 ]

北村宏司騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、AJC杯(26日、中山)でフェイムゲームに騎乗する北村宏司騎手を直撃した。

 ――フェイムゲームですが最終追い切りの動きは上々(Wで5F69秒6)だったようです。

 北村宏 中間はノータッチですが、いつものことだし、信頼できる厩舎スタッフなので心配はしていません。

 ――状態に関しても何も話していない?

 (厩舎所属の)丸田騎手からは良い感じです、と聞いています。実際、休み明けを叩かれて良くなっていることだと思います。

 ――前走(ディセンバーS6着)は8カ月ぶりの競馬でプラス16キロ(460キロ)。

 前々走の皐月賞(12着)が減っていたこともあり、前走時は太いとか重いとか、そういうことは感じませんでした。

 ――スタートはいつも通り後方から。

 どうしてもゲートで力んでしまう感じがあります。その分、テンに置かれ気味になるのは仕方ありません。

 ――道中の手応えは?

 休み明けだったけど悪くありませんでした。これならそれなりに伸びてくれるだろうな?という感じでした。

 ――実際、最後の直線ではよく伸びていた。

 末脚は確実に使ってくれるタイプの馬。前走時も良い感じで伸びてくれていました。

 ――中山の1800メートルは前が残る傾向が強い。

 流れにもよるけど、展開に左右されがちなこの馬には必ずしも良い条件ではなかったかもしれません。その点、今回の2200メートルの方が合いそうです。

 ――このくらい距離があった方が末脚も生きそう。

 やってみないと分からない部分はあるけど、少なくとも前走時よりは条件が好転していると考えています。

 ――となるとあとはやはり展開?

 後方からの競馬になるでしょうから流れが向いてくれるに越したことはありません。ただ、地力もあると思うので、どんな競馬になっても好勝負はしてくれると信じています。

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2014年1月24日のニュース