【京都牝馬S】7歳コスモネモシン、今が充実期

[ 2014年1月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=21日】午前7時の馬場開場から3時間経過。小田は目当ての清水英師を見つけられず焦っていた。京都牝馬Sのコスモネモシンは前走・愛知杯(13番人気3着)で本命。直線で抜け出した瞬間。「?万円」と思わず胸算用した。

 厩舎で待つと、10分後に師が帰還。「前走は丹内君が上手に乗ってくれた。上位とはハンデ差でしょう。中間もちゃんと時計が出せているので」とニッコリ。調教拒否に苦労した時期もあったが、追い日は角馬場→坂路のパターンが定着。「コース追いと違い、逃げ場所をつくらない形がいい」と心得た様子だ。

 7歳だが、衰えどころか今が充実期。「56キロといっても今回は別定戦。重量差は小さい。マイルは合うし、僕自身も京都マイルは相性がいい」。思えば、同期ガルボの重賞初Vは同じ京都マイルのシンザン記念だった。指揮官の強気の姿勢が小田には心強かった。

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2014年1月22日のニュース