「選手会脱退問題」最終結論は2月以降 伏見ら13人あらためて謝罪

[ 2014年1月22日 05:30 ]

選手会臨時総会の状況を説明する佐久間・日本競輪選手会理事長

 前日20日に東京都内の日本競輪選手会支部長会議で“移籍騒動”を謝罪した上で、退会届の撤回を表明したSS11(イレブン)のメンバー。21日も騒動を起こした23人のうち佐藤友和、伏見俊昭、山崎芳仁、成田和也、鈴木謙太郎、佐藤慎太郎、武田豊樹、長塚智広、稲村成浩、稲村好将、岡田征陽、川村晃司、豊岡哲生の13人が同所を訪れ、選手会臨時総会であらためて謝罪を行った。

 同臨時総会は午前11時半に始まり、午後4時すぎまでの約4時間半。出席した一般の選手会会員からは「どうしてこんな騒動を起こしたのか」というSS11への質疑応答が大半を占めていた。また、除名決議を議題に上げないとした前日の選手会支部長会議への不満も多数上がったという。

 佐久間重光・日本競輪選手会理事長は「現状では彼らの真意は分からない。本人たちに事情を聴取し、真相を解明した上でペナルティーを決めていかないと。紛糾した?全ての会員が納得するのは難しいこと。会員からはこれだけのことをしたのだからしっかりした制裁を、の声が多かった」と説明。今後は2月下旬に予定されている綱紀審議委員会で自粛欠場勧告などの制裁措置が決められ、その後、理事会の承認を経てペナルティーが科せられることになる。

 また、現時点で2月末まで出ている各選手のレース斡旋は本人の自由意思で参加は可能。成田、新田、長塚、平原、村上義らが斡旋されている今年初めてのG1・高松全日本選抜(2月8~11日)への参戦も可能となる。

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