【若駒S】常勝軍団・池江厩舎のぜいたくな悩み「同門対決」

[ 2014年1月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】先週の日経新春杯をサトノノブレスが制し、今年早くも重賞2勝目の池江厩舎。ただ、常勝軍団にも悩みはある。すぐにオープンへと勝ち上がってしまうため、僚馬同士がぶつかり合ってしまうのだ。若駒Sはトゥザワールドとアトムが真っ向激突。「ぶつけたくなかったんだけどね」と師が語るのを坂田はうなずきながら聞いた。

 ただ、こんなぜいたくな同門対決はそうない。心を躍らせながら?まずはトゥザワールドについて聞いた。「うちの3歳の中でも完成度が高い。精神的にドッシリしている」。一方、アトムは?「体はトゥザワールドに負けないくらいの完成度。初めての2000メートルがどうかだけどね。多少後ろになっても少頭数だし」。ここなら直線で間に合うとの計算だ。ここを勝つと負けるでは今後の臨戦過程が大きく変わる。ライバルが身内にもいるのが池江厩舎の凄さなのだ。

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2014年1月22日のニュース