【ダイヤモンドS】復活キッツ、勢いそのまま!

[ 2012年2月16日 06:00 ]

<ダイヤモンドS>ダノンアマン(左)、サトノオーランド(右)と併せ追い切るマイネルキッツ

 土曜東京のメーン「第62回ダイヤモンドS」の追い切りが15日、美浦、栗東トレセンで行われた。09年天皇賞・春の優勝馬マイネルキッツは坂路で3頭併せ。4F51秒8~1F12秒8。内ダノンアマン(4歳500万)、外サトノオーランド(同)の真ん中で首を力強く前に出したところがゴール。暮れの有馬記念は調教中の鼻出血で回避したが、その影響を感じさせない動きだ。国枝師は「一度放牧に出して戻ってきた後は順調に調教ができている。きょうの動きもまずまず。8分ぐらいかな」と及第点を与えた。

 長らく勝利から見放されていたが、前走・スポニチ賞ステイヤーズSは約1年8カ月ぶりの復活白星。健在ぶりをアピールした。師は「この後は日経賞→天皇賞になると思うけど、使いながら良くなれば。力でいきなり?そうなってくれれば」と目を細めた。今週から戦列復帰する松岡も「筋肉の緩い馬で重量に敏感な分、ハンデ58・5キロはかわいそうだけど…。スタミナはある馬なので。今春も頑張ってくれると思う」と再会を心待ちにしていた。

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2012年2月16日のニュース