【フェブラリーS】マドリード自信の“殴り込み”

[ 2012年2月16日 06:00 ]

<フェブラリーS>単走で上々の動きを見せた船橋のナイキマドリード

 10、11年の地方最優秀短距離馬ナイキマドリードが船橋の本馬場でスピード感あふれる動きを見せた。佐藤太(レースは戸崎)を背に単走。ゴール直前まで持ったまま。最後の最後、右ムチで軽く気合をつけた程度で4F48秒9~37秒1をマークした。「前向きで調子の良さを実感しました。一連の出来をキープしています」と佐藤太。

 昨年の浦和G2さきたま杯を含め重賞は4勝。連勝の勢いで初めて中央へ遠征する。1000メートルの船橋記念(1月11日)後、これが3本目の追い切り。川島正師は「状態がいいので、どのぐらいの力があるものかと挑戦を決めた。距離はマイルなら大丈夫。最高のメンバーがそろったが、テンが忙しくないから先行して、砂をかぶらず外に出して、坂を上がってから脚が使えるかどうかだね」と期待を寄せた。

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2012年2月16日のニュース