【京都金杯】ラクリマ“新年ダッシュ”へ豪快伸び

＜京都金杯＞ウッドチップコースで追い切るマイネルラクリマ

　「第５０回スポニチ賞京都金杯」に出走するマイネルラクリマが２９日に美浦Ｗコースで追い切られ、力強い走りを披露した。

　単走で６Ｆ８０秒８～１Ｆ１２秒８。直線はいっぱいに追われ、外を豪快に伸びた。上原師は「これくらいやっても息はフーフーいってない。体も輸送してちょうど良くなるくらいにつくれそう」と好感触を口にした。

　マイル路線に照準を定めた近２走は共に３着だったが、古馬一線級相手に好勝負に持ち込んだのは地力の証。師は「ここ２走はもったいない競馬が続いたが、京都の方が粘りが増すだろう」と前進を期待している。主戦の松岡も「ＮＨＫマイルＣ（６着）は休み明けじゃなければもっと上位にいけた。順調にいけば重賞の常連になれる馬」と能力を高く評価。自身は今年はケガに泣いただけに「年男でも何でもない中途半端な立場だけど、来年は頑張りたい」と人馬そろってのスタートダッシュを狙っている。