【KEIRINグランプリ】12年ぶり出場で…山口、涙の最年長V

[ 2011年12月30日 18:38 ]

「KEIRINグランプリ(GP)2011」で優勝し、賞金ボードを掲げる山口幸二(中央)

KEIRINグランプリ

(12月30日 平塚)
 「ゴールの瞬間に涙があふれ出てしまった」。12年ぶりの出場で2度目の優勝を、歴代最年長の43歳で果たした山口はこう振り返った。「もう最後の出場になるかもしれないから」と両親も呼んでいた。

 深谷、浅井と今年売り出し中の若手の3番手を進んだ山口は最後の直線で力強く差し切った。「深谷、浅井が頑張ってくれたおかげで優勝できました」と後輩たちに感謝の言葉を贈った。167センチ、65キロで、競輪選手としては小柄な男のビッグな優勝。その秘訣を「頑張り尽きてしまわないこと。流れに乗って頑張る時に頑張る」と話した。

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2011年12月30日のニュース